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シニア用のキャットフードとは

人間が年を取るように、猫も同様に年を取ります。
それは、人間の寿命が80歳以上として考えると、とても短い寿命ですが、16歳ぐらいになると、もうすでに老猫で、人間でいうところの100歳ぐらいに換算されますから、若い頃に食べていた食事と同じものを食べていたのでは、体にとっても負担がかかりやすく、病気になりやすくもあります。
その為、10歳以上になった猫は、老猫用のシニアフードを選ぶ必要があります。

老猫は、若い頃の猫に比べて、運動量も減ってくるので、基礎代謝も下がって、消費カロリーがあまりされない為、ちょっと食べただけでも太りがちになります。
そうなると見た目だけでなく、健康面においても心配になってきますし、現にメタボの猫は、病気がちになるので、飼い主がきちんと食事の管理をしてあげないといけないのです。
ドライキャットフードをふやかしてあげるのも良いですが、専用のフードもあります。
そこで、シニア用のキャットフードには、成猫用フードよりも若干カロリーが控えめのものが多く、特に老猫が不足しがちな栄養素を中心的に摂り入れている為、成猫にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

基準となるのは大体10歳ぐらいで、これを機にシニア用のキャットフードに変えてみてはどうでしょうか。
例えば、7歳の猫にシニア用のキャットフードフードを与えたところ、3歳の猫も気に入ってしまった場合どうしたらいいのかという質問がありましたが、これは、トータル的に栄養バランスが配合されているのがシニア用なので、成猫が食べても、特に問題は無く、猫が気に入ったのであれば、食べさせてあげてもOKですし、食べてくれるということは、それだけ無駄になりませんので、飼い主としても満足でしょう。
しかし、キトン用フードや成猫用フード、シニア用フードとその年齢に応じた餌があるのは、その時に大切な栄養素がきちんと配合されているからです。
だからこそ、その年に合ったものを食べるのが良いので、出来るだけ、年齢に合ったキャットフードを選ぶようにしましょう。
それでもどうしてもシニア用を3歳の子が食べたいとせがむならば、まぜてあげるという方法が良いでしょう。

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